社会と学びの繋ぎ役!「キャリア教育コーディネーター」とは?

キャリア教育

こんにちは。キャリア教育コーディネーターかげたろです。

このブログでは、キャリア教育を全国の公立校で展開している僕が、実際の授業のプログラム作りや、

子供たちのやる気を引き起こす教育の仕組みについてまとめています。

『キャリア教育コーディネーターってどんな資格?』

キャリア教育に関わる中でこういった声を聞き、その疑問にお答えします。

実際、僕もキャリア教育コーディネーターとして活動する前は全然周りの人に説明することができませんでした。

しかし、一年間の研修とその後の僕自身の授業作成・運営を続けた結果、キャリア教育がいかに重要であるか、分かるようになりました。

そこで、この記事では、そもそも「キャリア教育コーディネーターって何?」という方向けに、分かりやすく要素をまとめ、ご紹介します。

この記事を読んでキャリア教育コーディネーターに興味を持ち、少しでも子供たちの未来について一緒に考えていただける方がいたら幸いです。

キャリア教育コーディネーターとは?

一言でまとめると、

『社会の中のあらゆる教育資源と教育の現場を結び、より良いキャリア教育を創り出すプロ』

と言えます。

キャリア教育コーディネーターとは、地域社会が持つ教育資源と学校を結びつけ、児童・生徒等の多様な能力を活用する「場」*1を提供することを通じ、キャリア教育の支援を行うプロフェショナルである。

常に学校や児童・生徒等の現状を理解し、キャリア教育コーディネーターとして一定の知識・技能習得後も自ら学び成長し続けていく努力を怠らず、我が国のキャリア教育の発展に努める。

*1「場」とは、ものづくりや職場での体験活動などの場所という狭義の意味だけでなく、地域社会が持つ教育資源を活用した学びの機会という意味を含む。

キャリア教育コーディネーター育成ガイドライン』より抜粋

育成ガイドラインには上記のように記載されています。

コーディネーターの仕事は学校の外部(社会)と内部(学校運営)について深く理解し、お互いのニーズを認識した上で適切なマッチングを図り、双方にとって有益となるような場を生み出すことです。

また、コーディネーターは一度資格を取ったら終わりではなく、その後も常に最新の学校や生徒の様子、社会について学び続け、キャリア教育について考え、動き続ける人材でなくてはなりません。

キャリア教育については以下の記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。

■「キャリア教育」とは?事例を踏まえて簡単に分かりやすくまとめてみた。

キャリア教育コーディネーターはなぜ必要?

コーディネーターは教育界において、学びの場を作る上で欠かせない存在として必要とされています。

近年、学校の先生の多忙さが指摘され、学校内でも働き方改革が必要とされています。

そんな中、授業の外部委託や学外との連携による学びの需要が高まり、「つなぎ役」の需要が高まっている中、「キャリア教育コーディネーター」が注目されるようになりました。

効果的なキャリア教育を実現するためには下記のような課題があり、解決する人材が必要です。

  • ①効果の高いキャリア教育は多くの人や企業、場の調整を必要とする
  • ②効果的なキャリア教育プログラムには、企画実行にあたりノウハウが必要であり、準備にも労力がかかる
  • ③効果的なキャリア教育を継続的に実施するためには、地域の支援体制の構築が必要である

学内外のニーズ把握、ネットワーク構築、教育プログラムの開発支援、、、

より良いキャリア教育を目指すには多大な労力と知識、ノウハウを必要としており、こうしたことができる専門家の存在が必要となってきたのです。

さらに、文部科学省は平成28年の中央教育審議会にて「社会に開かれた教育課程」の実現を目指すと公言しており、社会と連携してより良い学びを創ることを積極的に推し進めています。

以上の点から、「キャリア教育コーディネーター」という専門家の必要性が認められてくるようになってきています。

キャリア教育コーディネーターの役割

キャリア教育コーディネーターの役割は大きく3つあります。

  1. 地域社会が持つ教育資源と学校を結びつける
  2. 児童・生徒などの多様な能力を活用する「場」を提供することを通じ、キャリア教育の支援を行う
  3. 一定の知識・技能を習得後も自ら学び成長し続けていく努力を怠らず、キャリア教育の発展に努める

社会と学びの場は互いの世界が見えづらい世界になっており、キャリア教育を実現する際にはどうしていいか分からず、足踏みをしてしまう場合が多い状態にあります。

そこでコーディネーターは社会と学びの場の双方を常に深く把握し続け、ネットワークを構築しながら学びに落とし込んでいくことが求められます。

また、学びの場に結びつける社会(企業側)のメリットも担保しなくてはなりません。

教育に結びつける際、一方のみがメリットを得るだけでは持続的な関係性は見込めません。

コーディネーターは、キャリア教育に関わる全ての団体や人々にとって良い影響を与えるような関係性の構築を目指していく必要があるのです。

キャリア教育コーディネーターになるには?

キャリア教育コーディネーターになるには、「キャリア教育コーディネーター資格認定制度」に合格する必要があります。

認定試験は年に1度(毎年6月の土曜日または日曜日に実施予定)、東京会場・大阪会場(予定)で実施します。また、認定試験の受験には指定育成機関による育成研修会の修了(2段階)が必要です。

育成研修は「エントリーコース)」と「実践コース」の2段階(計30時間)があり、どちらの修了も必要となります。

まとめると下記のようになります。

■キャリア教育コーディネーターになるまでの課程

  • キャリア教育コーディネーター 指定育成機関への応募
  • キャリア教育コーディネーター エントリーコース 修了
  • キャリア教育コーディネーター 実践コース 修了
  • キャリア教育コーディネーター資格認定試験の受験&合格

育成機関に関しては自身の住んでいる場所を考慮して、選択をすると良いと思います。

キャリア教育コーディネーターになるまでの詳細は、下記の記事にまとめましたので、ぜひこちらをご覧ください。

キャリア教育コーディネーターになるには?

キャリア教育コーディネーターは、学校、企業、地域連携、教育NPOなど、様々なシーンで活動をしています。

実際にキャリア教育コーディネーターとして活動している方の様子がまとまったサイトがありますので、下記リンクよりチェックしてみてください。

■キャリア教育コーディネーター人物図鑑

ホーム
「自分」を創る、小学生のキャリア教育スクール(北海道)

まとめ

この記事では、「キャリア教育コーディネーター」についてまとめてみました。

ぜひ少しでもキャリア教育コーディネーターに興味を持った方は、まずは実際に活動している方の様子をチェックしてみることをオススメします。

また、下記の記事に気軽に参加できる教育イベントや、関連記事を記載していますのでチェックして見てください。

「キャリア教育コーディネーター」になるには?

様々な教育関係者の集まるイベント「Edcamp」とは?

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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