GIGAスクール構想とは何か?認定キャリア教育コーディネーターがわかりやすく解説してみた

キャリア教育

こんにちは。キャリア教育コーディネーターかげたろーです。

このブログでは、500人以上の子供たちにキャリア教育を展開してきた僕が、実際に授業や学びの場を作り続けているコーディネーターの立場から教育に関する様々な情報をお伝えしていきます。

✔︎この記事に関するお悩み
GIGAスクール構想って一体何?
自分の子どもの学校でも始まったけど、よくわからない、、
GIGAスクール構想のメリットとは

こういった疑問に関し、お答えしていきます。

この記事を書いている僕は認定キャリア教育コーディネーターとして2年以上学習プログラムを開発し続け、500人以上の子供たちに「心からワクワクする学びの場」を届けています。

こういった僕が解説していきます。

GIGAスクール構想とは?

GIGAスクール構想とは、

子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育 ICT 環境の実現に向けて決定された、1人1台タブレット端末を持ち授業を受けて、より学びを深める環境のことです。

文部科学省はこの教育環境を整備するために、以下のように定義しています。

・1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育環境を実現する
・これまでの我が国の教育実践と最先端のベストミックスを図ることにより、教師・児童生徒の力を最大限に引き出す

このように定義されています。

また、Society 5.0 時代においてPC端末は、普段私たちが生きる生活にとって欠かせないアイテムです。

あらゆる環境でICT活用が行われている現代社会の中、学校の中のみが紙とペン、画用紙などアナログの世界に取り残されるわけにはいかず、時代の流れを反映させる必要があります。

このように、ひとり一台端末はもはや「令和時代の学校のスタンダード」であり、より子供たちがICT活用のもと、学びを深めていこうという狙いのもと、動き出した政策となります。

GIGAスクール構想の実現について:文部科学省

GIGAスクール構想が始まった背景

GIGAスクール構想が始まった背景には、日本の教育現場の以下のような現状があります

①学校のICT環境整備状況は脆弱かつ危機的な状況

文部科学省公式HPより

学校のICT環境整備状況は脆弱であるとともに、地域間での整備状況の格差が大きい危機的状況になっています。

②学校におけるICT利活用は世界から後塵を拝している状況

文部科学省公式HPより

 学校の授業におけるデジタル機器の使用時間はOECD加盟国で最下位というデータがあります。

③子供の学校外でのICT使用は「学習外」に比重

文部科学省公式HPより

学校外でのICT利用は、学習面ではOECD平均以下、学習外ではOECD平均以上となっています。

勉強ではICTは使用せず、それ以外でたくさん使用しているということになりますね。

このように、世界的にみても学習環境におけるICT活用が遅れており、さらに学校自体のインフラも整っていない、という状況を改善すべく、GIGAスクール構想が始まるきっかけとなりました。

GIGAスクール構想はいつから始まったの?

GIGAスクール構想は2021年4月から日本の公立小中学校で正式にスタートしました。

文部科学省は2020年05月26日にGIGAスクールに関する動画メッセージを公開し、構想の趣旨一人一人への端末配布・活用に関する内容を説明しました。

GIGAスクール構想がもたらす学びへのメリットとは 

文部科学省は「学び」への活用シーンを以下のように想定しています。

“すぐにでも” ”どの教科でも” ”誰でも”使えるICT

①検索サイトを活用した調べ学習
②文章作成ソフト、プレゼンソフトの利用
③一斉学習の場面での活用
④一人一人の学習状況に応じた個別学習

“1人1台”を活用して、教科の学びを深める。教科の学びの本質に迫る。

国語

書く過程を記録し、 よりよい文章作成に役立てる

・文書作成ソフトで文章を書き、コメント機能等を用いて助言しあう
・文章作成ソフトの校閲機能を用いて推敲し、データを共有する

算数・数学

関数や図形などの変化の様子を可視化して、 繰り返し試行錯誤する

・画面上に表示した二次関数のグラフについて、式の値を変化させて動かしながら、二次関数の特徴を考察する
・正多角形の基本的な性質をもとに、プログラミングを通して正多角形の作図を行う

外国語

海外とつながる「本物のコミュニケーション」により、発信力を高める

・一人一人が海外の子供とつながり、英語で交流・議論を行う
・ライティングの自動添削機能やスピーキングの音声認識機能を使い、アウトプットの質と量を大幅に高める

社会

国内外のデータを加工して可視化したり、 地図情報に統合したりして、深く分析する

・各自で収集したデータや地図を  重ね合わせ、情報を読み取る
・分析した情報を、プレゼンソフトで、わかりやすく加工して発表

理科

観察、実験を行い、 動画等を使ってより深く分析・考察する

・観察、実験を動画等で記録することで、現象を科学的に分析し、考察を深める
・観察、実験のレポートやプレゼンテーション資料などを、写真やグラフを挿入するなどして、一人一人が主体的に作成する

実際の学校現場での活用の様子

ひとり1台タブレットを使い授業を受けている様子

ひとり1台タブレットを使い授業を受けている様子

私が実際の学校現場で経験した、ICT活用の事例としては、

①生徒全員のタブレットに資料を共有し、閲覧しながら授業を受ける
②ZOOMを活用し遠く離れた地域の方の仕事について学ぶキャリア教育ワーク
③チャット機能を使用した子供たち同士の意見交換

などなど、

今までの紙とペンだけでは実現不可能だった授業運営の方法や、子供たち同士のコミュニケーションが可能となっています。

GIGAスクール構想の課題

2021年4月よりスタートしたこのGIGAスクール構想。

現場の先生の方々保護者の皆様の意見を聞いて見ると、まだまだ課題が多いことがわかります。

■現場の先生
・先生自身がタブレット端末の使い方がわからず、図書室の奥に眠っている
・学校の通信環境が弱く、動画を流そうとしたら固まってしまう
・未だに紙とペン以外は使うべきではない、という風潮がある
■保護者の方々
・子供たちがタブレットをほとんど遊びにしか使っていない
・学校からの持ち出しが禁止のため、結局変わらない勉強法となっている
・保護者自身もWEBツールなどの知識がなく、オンライン授業を受けることに苦労している

などなど、各場面での問題点もあります。

子供たちだけでなく、大人である我々のICTに関する知識や意識改革も必要となってくるのではないのでしょうか。

このような課題に向き合い、より良い学習環境を構築していくことも、キャリア教育コーディネーターの使命かと思います。

まとめ

この記事では、「GIGAスクール構想」について、知っておくべき要素をまとめてみました。

この記事を読んでいただき、少しでもキャリア教育に興味を持った方は、身近な先生や保護者に話してみたり、まずは小さな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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